ポップコーンはなぜ膨らむの?
自宅で手軽に作れるおやつで学ぶ実験です。休校中に親子で楽しくどうぞ!
目的
ポップコーンが膨らむ様子を目で耳で確認し、その理由を考える。
材料
- ポップコーン用とうもろこし
- 油
- 塩(お好みで)
- 深めの鍋、鍋蓋
方法
- 鍋底に油を薄く引き、ポップコーン用とうもろこしを適量(体積が20倍くらいに膨らむことを考えて少なめに)入れる。
*写真では風味づけにバターもいれています
- 鍋に蓋をして中火にかける。途中適当にゆする。
- ポンポンとはぜる音がし始めたら、そのまま鍋をゆすり続ける。
- はぜる音がしなくなり始めたら、火を止める。
- ポップコーンをお皿に移し、お好みで塩をかける。
結果
ポンポンという音がしなくなったところで、そっと蓋を開けてみると、、、鍋いっぱいに膨らんだポップコーンが!あっという間に親子で食べ終わりました。
普段は油のみで作りますが、ポップコーンの袋に「バターを加えると風味がよくなる」と書いてあったのを見つけて、初めて入れてみました。が、バターの入れすぎだったようで、かなり油っぽくなってしまいました。。。
考察
- ポップコーン用のとうもろこしは爆裂種で、八百屋などで売られているスイートコーン種とは違う品種。爆裂種の粒は硬いデンプンで厚くおおわれていて、内側には柔らかくて水分を含んでいる部分がある。
- 爆裂種を火にかけると、内側の水分が水蒸気になって膨らもうとするが、まわりの硬いデンプンに邪魔されて膨らむことができない。すると、水蒸気になろうとする力(圧力)が高まり、限界までくると一気に爆発し、膨らんでポップコーンになる。
文献
すぐできる自由研究 ポップコーン、はじけるしくみを観察 「おう…|働き方・学び方|NIKKEI STYLE
感想
ポンポンという音が楽しく、こどもも大好きなクッキング実験です。
クリックして応援お願いします!