文系母の科学教室

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湯むきトマトはなぜむけやすい?

子どもの食いつきがいい料理ネタから始めます。

 

目的

トマトの湯むきを観察して、トマトの皮がなぜむけるのかを考える

 

材料

  • ミニトマト
  • みりん
  • 網じゃくし
  • ボール
  • 食品用ポリ袋

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方法

  1. 鍋でみりんを煮立て、アルコール分を飛ばす。塩を入れて冷ます。
  2. ミニトマトを洗い、ヘタを取る。
  3. お湯を沸かし、そこへミニトマトをそっと入れる。
  4. ミニトマトを網じゃくしですくい、冷水の入ったボールに移す。
  5. ミニトマトの皮を剥く。
  6. 食品用ポリ袋に1.と5.を入れ、冷蔵庫で冷やす。

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結果

甘くて美味しいミニトマトコンポートの完成!

 

考察

湯につけると、トマトの皮が実に比べて縮み、皮が弾けてむきやすくなる。

 

発展

  • トマトの皮は実に比べ、細胞のサイズが小さい。湯につけると、細胞の小さい皮の方が熱の伝わりが早く、皮が縮みやすくなる。
  • トマトの皮にはペクチンが含まれていて、細胞をつなぐ役割を果たしている。熱を加えるとペクチンが溶け、剥がれやすくなる。

 

文献

Z会年中コース 教材ぺあぜっと 2017年9月号 「つやつやトマト」

 

 

感想

母「なぜお湯につけると、トマトの皮が剥きやすくなったのだと思う?」

子「皮がふにゃふにゃに柔らかくなるから。」

長風呂で自分の指の皮がふやけることを連想していた様子。

 

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