文系母の科学教室

科学オンチの文系母が、家庭で子どもと科学を体験

ゆで卵と生卵をどう見分ける?

前回に続き、卵消費系です。

 

目的

ゆで卵と生卵を割らずに見分ける方法を考える

 

材料

  • ゆで卵1個(生卵と変わらない温度まで冷やすこと。理由は感想を参照。)

  • 生卵1個
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方法

  1. ゆで卵1個と生卵1個を子どもに渡し、どちらがゆで卵でどちらが生卵か、なぜそう考えるのか、質問する。

  2. 手でコマのように回すと違いがあるか、観察する。
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  3. 2個の卵を割り、どちらがゆで卵でどちらが生卵か、確認する。

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結果

ゆで卵はよく周る。生卵はあまり回らずに、すぐ止まってしまう。

 

考察

ゆで卵は内部が固体で、卵全体が回転するため、回転しやすい。生卵は内部が流体なので、慣性の法則が働いて、回転しにくい。

 

発展

ゆで卵を高速で回転させると、卵が立ちあがる。これは回転中は重心を高くしようとするため(らしい)。逆立ちコマが逆立ちするのと似た原理(らしい)。→よくわからないので追々勉強しよう。

 

文献 

身近な謎を発見して解き明かす悦び 下村 裕 氏

 

感想

前回の実験では、子どもがゆで卵の温かさで、卵の茹で時間の違いを判断していた。そこで今回はゆで卵を作った後、冷やしておいたが、冷やし方が足りなかったようで、「こっちの方が温かいから、こっちがゆで卵!」と見破られていた。今度似た実験をやるときは、実験前にゆで卵をつくり、よーく冷やしておこう。

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